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フレスコボールブラジル選手権2019を終えて|日本代表4年目の挑戦

フレスコボールブラジル選手権2019

UI ETAPA CIRCUITO FEFERJ COPACABANA FRESCOBOL 2019


 
ついに今シーズンのラストファイナル、ブラジル選手権が今年も終了しました。
結果は昨年の3位から下がり6位。
この結果を受け止めるには、だいぶ時間がかかりました。
それでも、たくさんの人に支えられて4年目の日本代表として本場ブラジルで戦えたことに誇りを持っています。
本当にありがとうございました。
これは自分のメディアなので、あえて自由に個人的な感想と抱負をつらつらと書いていきたいと思います。
 

2019年、大会に挑むにあたって

実は2019年、次女が産まれる予定だったこともあり一度現役からは引退しようと思っていました。
ですが今年も国内選手権に日本代表になるべく参戦できました。
これはひとえに、私のフレスコボールへの想いを理解してくれた妻・有沙のおかげです。
 
また、福岡に移住して普及活動へも力を入れはじめた年でもあります。
FBF(フレスコボール福岡)が立ち上がり、その代表選手として日本代表に選出されたいという気持ちも強くなりました。
 
妻のために、クラブのために、そしてもちろん自分自身のために。
必死で日本代表を目指していました。
 
時間の制約はあれど、目的意識を持って毎回の練習に挑んだので正直かなり上手くなれたと思っています。
フレスコボール選手は是非
今日は

  • このショットを打てるようになろう
  • このやり方を試してみよう
  • 前回良くなったあの意識を体に習慣化させよう

などなど、小さなことでもいいのでなにかしら日々の練習でチャレンジしてみてください。
 
話を戻して、無事に2019年も日本代表になれたのですが、今年のブラジル大会は昨年までと別の協会が運営しているものです。
ルールがかなり違うので戦い方も変わってきます。
今までと大きく違う点はというと

  1. 毎回打球の時速がレーダーで測定される
  2. 50km以下の打球は加点にならず
  3. 落球は8回まで減点なし

という感じです。すごく簡単ですが。
つまり、システム上はアタックとディフェンスの概念はなく、どちらも加点を狙えるというものです。
 
ここで私たち日本代表勢は、フォアフォアで打ち合う、という選択を半ば余儀なくされました。
(終わってみれば、そうではなかったです。後述)
私もペアの長田選手と練習の際にフォアフォアを試しました。
私たちのプレーはもともと長田選手はフォアディフェンスなので、私がアタックのときはフォアフォアになります。
なので、私のアタックを少し遅くし長田選手のディフェンスを早める、というのが最適かと思っていました。
 
ただこれで練習してみると、とにかくつまらない。
本当につまらない。
 
フレスコボールの良さである、攻守とそのアグレッシヴさ、観客を魅了するプレーなど全て失っているように感じました。
実際に海外選手のプレーでさえ一部を除き、フォアフォアのプレーは単調でつまらない。
(あえて言葉を選ばずにいうと、私はフォアフォアが嫌いです)
 
実際に打てばそれなりのプレーにはなるものの、私と長田選手は「これでいいのか」という気持ちが初期で芽生えました。
特に私たちのプレーのウリは、長田フォアアタックの芝バックディフェンスです。
(下は約2年前になる国内大会。1球目で1分超えの圧巻ラリーで優勝)

私たちは、やはり今までのプレースタイルで頑張ろうと決心します。
私のバックディフェンスは人よりかなり早いので、棚ぼたで50kmを超えないかという期待もありました。

ブラジルにて調整開始

他のメンバーより少し遅れて到着するも、まさかの長田選手がロストバゲージに合います。(笑)
これにより練習が2日ほどできなくなるという事態が発生。
かなり凹んでそうな長田選手に、我々は笑いに変えることしかできませんでした。

荷物がこないで一人佇む長田選手と笑いにかえる人たち


 
正直そんな状態で、よく長田選手は大会当日に調子を持ってこれたなぁと今でも思います。
自分のラケットで練習ができないので、割り切るしかありません。
体をならす程度の練習と、海と、ショッピングと食事を楽しむことにします。
(クリックで拡大できます)

 
そんなこんなでようやく2日遅れの夕方に荷物が届きます。
嬉しすぎて翌日は早朝7時には練習を始めていました。
(7時でもこの日の高さすごい・・・)

ですが、早々になんだかお互い感覚が合わないという不安に襲われました。
あれ、これ大丈夫かな・・
自然とお互いそんな気持ちでいっぱいになります。
なんど打っても、しっくりこない。
しかもそれは、ウリであるはずの長田アタック芝ディフェンスで。
 
まぁちゃんとした練習初日なのでしょうがないか、と思うようにします。
でも不安。まじで不安。
 
そんなときはやはりお互い、自分たちのプレーを見直すに限ります。
 
結論

長田選手 ⇒ アタックで利き手の肘がいつもより下がっている
芝    ⇒ ディフェンスの準備で左手の肘が直角以上に折りたたんでしまっている

ということに気づきます。
翌日、その意識を戻すと自然とラリーに活気が戻りました。
あっぶねぇ。
 
あとは遅れを取り戻すように練習をしてしまったので。
現地のビーチ沿いで営んでいる整体を受けました。
コパカバーナビーチにあるマッサージ
この人は、フレスコボール界の神ことMarcelo選手の練習場所の隣にいつも陣取っています。
フレスコボールプレイヤーがよく受けるからなのか、疲労が溜まりやすいところを熟知しているように感じました。


 
そんなこんなであっという間に大会前夜です。
早く寝ようと22時くらいにはベッドに横たわったと思います。
 
 
全然寝れねぇ!!!
 
寝ても1時間ちょっとで起きてしまう。
やれやれ、いつもの緊張だ。
とってもいい感じ。
 
本番の前に緊張しきって、いざコートに立つと緊張が止まり、結局最高のプレーができるのがいつもの私です。
今緊張が来ているのはいい調子。

大会当日

結局6時前くらいにはペアの長田選手も起きてきて、一緒に朝のビーチ沿いを散歩してコーヒーを飲むことにしました。
コパカバーナビーチ
お互いに歩きながら、今日やりたいこと、やるべきこと、できることを再確認し合います。
フレスコボールって実はこういうコミュニケーションがとても重要だなと思っています。
いかにペアと心を通わせられるか。
人と人との交友の根本がフレスコボールにはある気がしますね。
 
さて、コートに戻ると我々の大舞台であるステージではすでに協会の人がシステムの確認と調整をしています。

 
我々の出番は男子一般カテゴリの一番手。
ここで優勝をもぎとって、来年はプロカテゴリに挑戦したいところ。
 
正直、最適な戦い方なのかは分からないけど、あとは自分たちを信じてやりきるだけ。
あっという間に自分たちの出番がやってきます。
 
アップの1分もいつのまにか終わってた気がする。記憶なし。
 
さぁて、やるぞ!!!
 
ここからはプレー中の心境と動画を見ての振り返りです。
ぜひ見てほしいです!


1プレー目
長田選手のアタックからいつもどおり始めます。
2球目のアタックで長田選手が力んでしまったのか、少し逸れて落球。
落ち着いて、球速を確認します。
70kmを軽く超えている。
十分に早いので落ち着いて、と伝えます。
2プレー目
再び長田選手アタックからトライ。
1球目から顔面にアタックが飛んできますが、落ち着いてクリア。
ここで流れを掴み、1分15秒のロングラリーを展開します。
予定通り、15球ずつ、アタックを交代することにしていました。
3プレー目
次は私のアタックからトライ。
ここから少しずつラリースピードをあげていきます。
それでも42秒のロングラリー。
これは来てるんじゃないか。そんな気持ちが確信に変わります。
4プレー目
今度も私のアタックから。
5球目のアタックが狙いを外してしまいますが、長田選手のナイスキャッチ!
攻守交代して、長田選手の5球目も狙いが外れてバックディフェンスの一番の死角にきますが、これも私がナイスキャッチ!
こうやってお互いにカバーできると安心してアタックが打てます。
早めに落球してしまった、と思いつつもそれでも約30秒のラリー。
ここで試合時間の半分を消化したので休憩を取ります。
5プレー目
再び私のアタックから。エンジンも全開に、かつ休憩空けなので丁寧に。
そして攻守交代。
自然とアタックスピードも上がりますが、ここで磨き続けたバックディフェンスを早めていきます。
また交代。
ここで私のアタックが逆サイドへ飛んでしまいますが、長田選手がなんとかカバー。ありがとう。
ここ一番のフットワークで遠くに落ちるボールを私も拾います。
イレギュラーボールを打ってしまったときの次への備え。自分で大切だとしばろぐで発信していたことです。
そして途中、再びバックディフェンスの死角に飛んでくるボール。
これを先程よりさらに上手く返球。
ずっと最愛のMarquino選手を研究してイメージしていたディフェンスです。


 
再びこれで1分20秒のロングラリー。
6プレー目
13球目の私のアタック。
股抜きショットかどうか迷うも、ミスするイメージが浮かび、通常の返球に切り替えます。
これができなくてジャパンオープンではミスりました。もう同じ過ちはしない。
長田選手のアタックもかなり早くなる。それでも両者ミスらない。
何度目かのスイッチ。
今日の自分は冷静にバックアタックも打てている。そう感じていた12球目。
この大舞台で背面ショットへ自然と体が動きます。
ラスト20秒で再びスイッチ。長田選手のアタックへ。
これがまた全てパーフェクトラリー。
本当はバランスのことを考えるとすぐに私のアタックへ戻るべきでした。
でも、このとき、私たちは2人だけの空間を、時間を過ごしていました。
点数なんかどうでもよくなるくらいに息のあうラリー。
もうだれにも、試合にさえも邪魔されたくなかった。
一生このままこの時間が続けばいいのにとさえ感じた。
それでも得点を考え攻守交代したところ、落球。
1分15秒のラリー。
3回目の1分超えラリー。
7プレー目
ここで、残すは3秒。
落球に2回余裕があります。
もっと落球しても良かったと思いつつも、ここまできたらそう言ってられない。
アタックが少ない私が、長田選手に全力で打ち込むだけ。
お互い力んでしまったのか、ここは2球で落球してしまいます。
8プレー目
そして残り1秒。
最後の1球。
これに全力をかけます。
ずっとモノマネしていたPH選手で打ち込む。
残念ながら長田選手に当てることはできませんでした。(悔しい)
そして試合終了。

 
得点は思いのほか伸びず、8334点。
 
嫌な予感がするも、次のブラジル人たちはまさかの12000点超えを叩き出します。
自分たちの戦い方ではいかなかった点数。
でもこればっかりは終わってしまったのでしょうがない、と言い聞かせます。
 
一回模擬採点ができたら?
予選があったら?
自分たちが一番手じゃなかったら?
 
そんなのは敗者の言い分。
そう分かっていても。やっぱり心にそんな想いが付き纏います。
なんて弱い人間。
 
そして結果は大きく順位を落とし6位。
まぁ落胆しますよね。
 
正直閉会式もいられないほど凹みました。
夜の全体での打ち上げも、耐えきれず途中で抜けてしまうほど。
(会の空気を乱してしまっていたら申し訳ございません)
でも、それはある意味において、競技者として健全なのかなとも思いました。
決して遊びでやってきたわけじゃない4年間。
本気でブラジルで勝つために考え抜いて、練習して、そして大嫌いな筋トレもしてきました。
それが砕けて、散った。
 
あのときは、また挑戦すればいいじゃないかと思えなかった。

今思うこと

まだ完全に落ち着いたわけではないけど、また来年もブラジルに挑戦したいと思います。
まずは妻・有沙に相談してみます。
私は口下手なので、これを読んでもらいながら話してみようかな。
家族も4人になり、自分のなかではとっても大切な存在で、ないがしろにしようなんて決して思ってないです。
 
でも自分の試合が終わって、プロカテゴリの決勝を見て強く感じたことがあります。
それは
プロカテゴリで勝てるのは日本でまだ私しかいないな
という気持ち。
フレスコボールはペア競技なので、もちろん私ひとりじゃ勝てないのだけれど。
誰かはまだわからないけど相方を引っ張って、世界で活躍するのは自分だなと自信があります。
それはフォーム・技術・魅せるプレー・メンタルなどなどの観点から。
(心技体の体がまだまだ激弱なのでライザップでもいこうかな)
 
子どもたちも大きくなり、費やせる時間は減るかもしれないけど。
会社員に、副業に、スポーツに、父親に。
全てで結果を出せる人になりたいから、まだまだ挑戦したいと思います。
 
そして、日本をアジアのフレスコボールの中心にしたい。
それこそ一人の力じゃ達成できないことです。
 
 
もう4年も前のことです。
窪島会長、澤永元事務局長、長田選手、倉茂選手、斉藤選手、有沙、そして私。
7人で日本フレスコボール協会運営メンバーとして、ミーティングを毎月やっていました。
ビギナーズワークショップを企画して集客したり、ジャパンオープンに人を呼んだり、ルールを試行錯誤したり、イタリアの大会に初めて日本代表として参加したり。
あのときと比べると、信じられないことが日本に続々と起きています。
 
モヤさまに出たり、稲垣吾郎さんと共演したりなどのメディア露出が増えたり。
意欲的なメンバーが全国に移動して、普及活動を自発的にしてくれたり。
大会のエントリーが一瞬でいっぱいになって増枠したり。
フレスコボールについて熱い発信をする人が増えたり。
2018、2019年と本場ブラジルで入賞したり。
花王なんていう大企業がスポンサーに就いたり。
 
本当に4年前は、ここまで来られるなんて想像できなかったことです。
今は大会が終わったばかりなので、日本代表がフォーカスされやすい時期かもしれません。
ですが、これがあるのはトップ選手だけの力ではありません。
全国各地でフレスコボールをプレーし、楽しんでくれている人々がいるから。
そんな人々の輪が広がってつながって、熱量が増えていくからこその結果です。
本当にありがとうございます。
これからも、私にできることをやっていきたいと思います。
なんだかめちゃくちゃ駄文になっている気がしますが、まぁブログなんで許してください。
 

Thanks for Polca(1000円以上、順不同)

また今回は初のPolcaもしてみました。
結果が残せず申し訳ございません!本当にありがとうございました!
 
本庄遥さん
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